“キッチンリフォーム” 10年先の暮らしを見据えて。

「LIXILシステムキッチン リシェルSI 2021」より。 このようなキッチン風景のカタログ掲載が増えました。
“シニア”を最初に実感したのは、映画チケットを1,100円で購入した瞬間かもしれません。子どもが独立して寂しい反面、食事や洗濯物など家事量も減って、夫婦ふたりの生活を試行錯誤しながら、快適に暮らしたいとお考えの方が多いようです。
超高齢化が進んでいますが、シニアといってもバイタリティー溢れて、意欲的に活動されている方が周りにもたくさんいます。子育ても卒業して「じぶん時間」をしあわせに過ごすためにも、「ラク」でありたいと願います。
「ラク」であるために、まずは物を減らすことから始めませんか。
物が溢れていると、“探す労力、しまう労力”、このことに時間が取られてしまいます。
年齢を重ねると、今までの人生が反映するかのように物を処分することに抵抗が生まれるようです。
アクティブに活動している今だから「物を減らすこと」ができることかもしれません。
「ラク」でありたいけど、食事をすることは生きていくうえで大切です。30~40代の若い頃に憧れたお洒落でかっこいいキッチンでなく、機能性重視で安全なキッチンをお勧めします。
昔のキッチン扉は、観音開きが主流でリフォーム前は、このタイプのキッチンをお使いの方がほとんどです。奥の物が取出しにくく、眠ったままになっていませんか。
キッチン扉を引き出し式にすることで、かがまず上から物を見ることで、取出しがスムーズで腰や膝の負担が軽減され、物を探すことのストレスから解放されます。
吊り戸棚は、踏み台がないと手が届かず取出しが面倒で封印されたままになっていませんか。
これから先、物を持って踏み台に上がるは危険が伴います。思い切って、吊り戸棚を設置せずに下台だけにするのもひとつの方法です。スイッチ操作で棚が自動的に昇降するウォールキャビネットならストレスフリーに家事を進めることができます。
IHヒーター、ビルトイン食器洗い乾燥機、レンジフード、ハンズフリー水栓など、設備にこだわると衛生的でよりお掃除が「ラク」になり、キッチンライフが楽しくなりそうです。
人生100年時代。時代が変わるように、家族の在り方も変わってきています。
夫婦のどちらか一方の負担にならないように、きちんと話し合って夫婦で助け合いながら、ハッピーに!エンジョイして!暮らしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。