今住んでいるお家でヒートショックに気を付けたいこと
ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い部屋への移動などによる急激な温度の変化によって血圧が上下に大きく変動することをきっかけにして起きる健康被害のことです。
ヒートショックという言葉は知っているけど対策方法がわからないというのが現状です。安心・安全に暮らしていく工夫も大切ですね。
暖かい室内からトイレ、脱衣所や浴室などに移動した時、身震いするほど寒さを感じることがあります。急激な温度差が生じないために、トイレや脱衣所に暖房器具などを利用して暖めたり、家の中の温度差をなくす工夫も大切です。
高齢者の入浴は一番風呂を避け、家族が入った後の暖かいうちに入浴したり、また入浴前に浴室の温度が上がるようにシャワーを流して浴室を暖めるのも方法のひとつです。
入浴時はいきなり湯船につかるのではなく、心臓から遠いところからかけ湯をしてからゆっくり湯船につかりましょう。長湯するとのぼせてしまい、体に負担をかけてしまいますので長湯は禁物です。
温かい浴室内でしっかり体を拭いて、脱衣所に出ると体温が奪われずに済みます。特に、高齢者の方には長風呂にならないように家族が声掛けして見守るのも大切です。
安心・安全がキーワード
TOTOでは、「温度バリアフリー」を考えた身体にやさしい水まわりをご提案しています。「ほっカラリ床」で足元の冷気を防ぎ、「暖房換気扇」と「洗面所暖房機」を同時に使用することで、浴室と洗面所をしっかりと暖房。トイレには瞬間暖房便座と室内暖房の機能で、冬場の水まわりのヒヤっと感を解消します。
ノーリツでは、キレイの安心と見まもりの安心。次世代ふろ給湯器をご提案しています。高効率ガスふろ給湯器GT-C(P/V)62シリーズには、給湯器本体に内蔵されているセンサーで浴槽への人の出入りを検知。さらに、標準リモコンに内蔵されている人感センサーで浴室への人の出入りを感知します。2つのセンサーで、入浴時の安心をサポートします。
毎年、年末年始に実家に帰省しますが、脱衣所、浴室がとにかく寒い、寒い、寒い・・・ので、入浴がおっくうになってしまいます。寒いのは一瞬だけで、湯船に浸かるとすぐに温まるし、夏のクーラーと同様、脱衣所・浴室に暖房なんて「もったいない!」と感じる方々もいらっしゃると思いますが、大切な家族の為にも冬の暖房対策は大切です。
立春が過ぎ、日も少しずつ長くなり春が近づいてきていますが、
まだまだ寒暖の差がある日が続きます。
皆さま どうぞお体を大切に。